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冬の時期にあるシャッターの故障

  • さっぽろ職人舎
  • 9月8日
  • 読了時間: 3分

更新日:9月13日


雪の重みでシャッターが壊れる原因と、その対策についてご説明します。


雪でシャッターが壊れる主な原因

①積雪による重み: 雪は見た目以上に重いものです。特に水分を多く含んだ湿った雪や、凍結して氷になった雪はさらに重くなります。1平方メートルあたり、積雪1センチで約2kgの重さになるといわれています。1メートルの積雪だと、1平方メートルあたり200kgにもなり、シャッターやガレージの屋根に大きな負荷がかかり、ゆがみや破損の原因となります。


②凍結による固着: シャッターの下部(座板)や、レール部分に雪や水が入り込み、凍結してシャッターが開かなくなることがあります。この状態で無理に開けようとすると、モーターに負荷がかかったり、部品が破損したりする原因となります。


③屋根からの落雪: ガレージの屋根や建物の屋根に積もった雪が、塊になってシャッターに落ちてくることで、強い衝撃がかかり、シャッターボックスやスラット(シャッターの板)が変形・破損することがあります。


雪の被害からシャッターを守るための対策

①こまめな除雪


シャッターやガレージの屋根に雪が積もる前に、こまめに雪かきをすることが最も重要です。

積雪が圧縮されて重くなる前に、定期的に雪を取り除くことで、シャッターにかかる負荷を軽減できます。


②凍結防止対策

シャッターを少し開けておく: 降雪が予想される日の前夜に、シャッターを1cm程度開けておくことで、下部の凍結を防止する効果があります。ただし、防犯上のリスクがあるため、短期間のみの対策として検討してください。


③ガイドレールへのシリコンスプレー塗布: シャッターが通る両脇のレール部分にCRCスプレー(556等)を塗布することで、滑りがよくなり、凍結やサビを防ぐ効果が期待できます。低温でも機能が失われにくいのが利点です。


④解氷スプレーの活用: 凍結してしまった場合は、無理に動かさず、解氷スプレーをかけて氷を溶かしてから操作してください。再凍結を防止する効果があるものもあります。


※注意: 熱湯をかけると、再凍結したり、シャッターの部品が変形したりする可能性があるため、避けましょう。


⑤シャッターの適切な使用


積雪・凍結時は無理に動かさない: シャッターに雪が付着していたり、凍結していたりする際は、雪を落とすか、氷が溶けるまで待ってから開閉しましょう。


定期的な開閉冬場でも、シャッターを動かす機会がなくても、週に1回程度は開閉して、ほこりや水気を溜まりにくくすることが、故障防止につながります。


⑥火災保険の確認


雪の重みや落雪によるシャッターの破損は、火災保険の「風災・雹(ひょう)災・雪災補償」の対象となる場合があります。万が一の際に備え、加入している保険の内容を確認しておくと良いでしょう。


豪雪地帯では、積雪に強い「耐雪タイプ」のシャッターやガレージも販売されています。新設や買い替えの際には、地域に適した製品を選ぶことも重要です。



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